ポインタを知らずにプログラミングできるのってなんかスゲえな

最初に覚えたプログラム言語

僕が最初に覚えたプログラム言語はC言語でした。
(ある程度のレベルの処理を一から書けるようになったという意味で。触れた事のある最初のプログラム言語はBASICでした。)

C言語ではポインタの概念を理解することが必要不可欠というのはC言語を扱うことのできるエンジニアの方なら大方異論はないかと思います。
プログラミング初心者であれば、ポインタの理解に結構な時間をかけることになります。
(たまに見かける一部の突出した才覚を持つ方は除く)

さすがに最近はC言語は使わないですね

ひと昔前であれば、職業プログラマが最初に覚える言語としてC言語が多かったと認識していますが最近はそうでもないのかなと。まあ、何を今更といったカンジですが。
比較的若手のプログラマと触れる機会があると「ポインタってなんかよくわからないんですよね〜」なんてしれっと言われたりすることも多くて、その度に思うのが「ポインタわかってないのによくプログラム書けるな」ってことです。
こんなプログラマは僕の周りではPHPプログラマが多いのですが、PHPの参照渡しとか「&」とかどうやって理解してるんだろな〜なんてふと思ったり。そのエンジニアにミスが多いのならアレなんですが、結構きちんとコードが書けたりするのできっと正しく理解はしているのかなと。ただ理解の仕方というかメモリ空間のイメージが、僕のC言語のポインタ的なイメージとは全く異なるイメージなんだろうと。

メモリ管理はおまかせ

(業界にもよりますが)プログラミングという作業自体が今とひと昔前とで結構変わってしまったのかなとも思ってます。現在もバリバリC言語が必要となる業界や現場もあるにはありますが、そういう現場を除けばC言語である必要性は著しく低くなっているのも事実。
「メモリ管理は何か中でうまいことやってくれている」というのが割とまかり通っていたりして、そんなにメモリ管理を自前でゴチャゴチャコーディングすることもあまりないのも事実。今はスクリプト系のライトウェイト言語でサクッとコーディングっていうのが主流なんですかね。

僕の場合、ガッツリC言語を駆使してプログラムしていた時期が長かったせいでメモリ絡みはどうしてもC言語のポインタの概念抜きには語れないです。ポインタを知らずしてプログラム書いてる若手エンジニアってよくわからないけど何かスゲえな(笑)と感じたのでした。