crontabの設定方法についてまとめたよ


スクリーンショット 2015-06-30 17.44.48


cron

cron とは、Linux/Unix環境下でジョブ(何かしらのプログラムやスクリプト、コマンドなど)を自動的に実行するためのデーモンプロセスです。Windowsではタスクスケジューラが同様の機能にあたります。
自動実行するジョブや実行スケジュールは専用の設定ファイルに書き込んでおけばOKです。直接ファイルを編集することも可能ですが、多くはcrontabコマンドを使用して設定します。

crontabコマンドの書式

-u オプション
cronの設定ファイルはユーザごとに用意されていて、どのユーザの設定ファイルをcrontabコマンドの操作対象とするのかを指定するオプションです。なお、このオプションは、rootユーザのみ使用できます。-uオプションでユーザを指定すると、指定したユーザのcrontabファイルが操作の対象となります。省略した場合はcrontabコマンドを実行したユーザが対象となります。

-l オプション
crontabファイルの内容を表示します。

-r オプション
crontabファイルを削除します。全ての設定が削除されるので十分な注意が必要です。

-e オプション
crontabを編集します。デフォルトのエディタ(通常はviエディタなど)が起動され、設定ファイルの編集を行ないます。

設定書式

crontab -eコマンドでcrontabファイルの設定を行いますが、設定の書式が決まっています。(cronコマンドの実行を記述する行は6つの項目で形成されています)
初めてcrontabファイルを編集した場合は何も書かれていないので、一から自分で書くことになります。また、各項目ではワイルドカードとして「*」(アスタリスク)を使用することができます。

【設定可能な数値】
●分 0-59
●時 0-23
●日 1-31
●月 1-12
●曜日 0-7 (1:月曜 2:火曜 3:水曜 4:木曜 5:金曜 6:土曜 0または7:日曜)

【実行時間の指定方法】
●リストで指定: 0,10,20,30(分フィールド指定した場合は0,10,20,30分に実行します)
●範囲で指定: 1-5(月フィールドで指定した場合、1,2,3,4,5月に処理を実行します)
●リストと範囲の両方で指定: 1,6,9-11(時間フィールドで指定した場合、1時、6時、9時、10時、11時に処理を実行します)
●間隔で指定: */10(分フィールドで指定した場合、10分間隔で処理を実行します。「/」の後ろに指定した値の間隔で処理を実行します)

【設定例】
6月30日 1:10

毎週火曜日の1:10

10分ごとに実行

3時間ごとに実行

毎日10:30と23:30に実行

毎月1日の7:00 8:00 9:00に実行

毎日7:00 9:00 16:00 17:00 18:00 19:00に実行



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