Facebookアカウントにはコードジェネレータを使用した二段階認証システムがあります。これを設定しておくと自分のアカウントを使用して他人が他の機器からFacebookにログインすることができなくなります。(本人が認証許可をすればできます)
ここではiPhoneのFacebookアプリでの設定方法を説明します。
ログイン認証の設定
アカウント設定」を選択すると「セキュリティ」という項目がありますのでそれを選択します。
「セキュリティ設定」の「ログイン承認オン」という項目を選択(チェック)します。ログイン承認オンを選択するとFacebookのパスワードがたずねられるのでパスワードを入力します。
ログイン承認に関する説明画面が表示されるので「設定をスタート」を選択します。
ログイン承認設定に必要なコードが送信される旨が表示されるので「次へ」を選択します。
少しするとiPhoneにコードが届きます。(SMSまたはメールにて届きます)
設定完了画面が表示されるので、「いいえ、今すぐコード入力を要求します。」にチェックを入れて「閉じる」を選択します。
以上で設定は完了です。これで、未認証の機器やブラウザからFacebookにログインしようとするとコードを要求されるようになります。試しにiPhoneのsafariからFacebookにログインしてみます。
safariでログインしてみる
コードはFacebookアプリのコードジェネレータから取得することができます。(「その他」→「コードジェネレータ」を選択)コードジェネレータは30秒ごとに新しいコードを生成しますので30秒以内にコードを入力して認証を受けるようにします。
さきほどのsafariにコードを入力して認証が成功するとログインすることができます。その際に以下の様な画面が表示されるので「ブラウザを保存」を選択すれば次回からはコードなしでsafariからログインすることができます。「保存しない」を選択すると次回ログイン時にはまたコードの入力を求められます。
アカウントの乗っ取りを防げる
このログイン承認をオンにしておけば、もし他人が自分のアカウントでFacebookにログインしようとした場合でも、自分の手元にあるFacebookアプリで生成されたコードの入力が必要になるため勝手なログインはできません。最悪、アカウントのIDとパスワードが流出してもログインできないのでアカウントの乗っ取りを防ぐことができます。未承認の機器やブラウザからのログイン試行があるとFacebookアプリのお知らせに通知されるので身に覚えがない場合は念のためパスワードの変更等をしておくと良いと思います。