Windows起動と共に勝手に起動する迷惑アプリを削除する方法


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あやしげなプログラムが勝手に起動する

日々コンピューターを使用していて、いつの間にかコンピューターの起動と共に勝手に知らないアプリが立ち上がったり、画面に何やら見覚えのないウインドウが表示されたりする場合があります。

コンピューターの起動時に自動的に実行されるプログラムはいろいろな方法で登録することができるので、登録された自動実行プログラムを探すのが難しいです。特にマルウェアに感染した場合、コンピューターの起動時に自動的に実行するよう登録されていることがほとんどです。これを自分で探して、停止・削除しようと思っても簡単な話ではありません。

アンチ・ウイルスソフトやマルウェア対策ソフトを利用していても、解決できない場合に、どのような対応をすれば良いでしょうか?

自動実行されるプログラムの一覧を確認できるツール

ここではMicrosoftから提供されている「Autoruns for Windows」というツールを利用する方法を紹介します。

Autoruns for Windowsは以下のサイトから無償でダウンロードできます。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb963902

Autoruns は Windows の起動時に自動的に実行するプログラムの一覧を表示するツールです。Windows の起動時に自動実行するようにプログラムを指定するときには、「スタート メニューのスタートアップ フォルダーを使う方法」の他、「サービスとして登録する」方法、「レジストリに登録する」方法など、様々です。Autorunsでは、これらの自動で実行するように登録されているプログラムをまとめて確認することができます。

Autorunsにはautoruns.exeとautorunsc.exeの2つのファイルがあり、autoruns.exeは GUIのツール、autorunsc.exeはコマンドラインのツールです。Autoruns.exeはダブルクリックすればすぐに実行することができます。

悪意を持ったプログラムをつきとめる

Autoruns(Autoruns.exe)を実行すると、コンピューターの起動時に自動実行するプログラムの一覧が表示されますが、どれが問題のプログラムなのかわからないので、今回のような迷惑プログラムを見つける場合は[Publisher]の欄を確認します。[Publisher]の欄に表示されているベンダー(製造元など)は、プログラムに対して設定されているデジタル署名をもとに表示されています。安全なプログラムの多くにはデジタル署名が設定されていますが、悪意を持ったプログラムの場合、デジタル署名はほとんど設定されていません。デジタル署名が設定されていない場合、[Publisher]欄は空欄になります。これを利用して、まずはAutorunsの[Publisher]欄が空欄になっているプログラムを探します。
autorun

何やら怪しげなAutorunsの[Publisher]欄が空欄になっているプログラムを見つけることができた場合、それをいきなり削除してしまうのは危険です。悪意を持ったプログラムだと思って削除したプログラムが、実はWindowsの起動に必要なプログラムである可能性があります。悪意を持ったプログラムかもしれないと思った場合は、まずチェック ボックスを外してWindowsを再起動し、悪意を持ったプログラムが自動実行されなくなるかまずは確認します。

再起動後に悪意を持ったプログラムが実行されなくなり、かつWindowsそのものも正常に起動した場合、チェック ボックスを外したプログラムを削除します。あいかわらず、悪意を持ったプログラムが自動実行される場合は、そのチェックボックスを外したプログラムは無関係なプログラムということになるので、チェックボックスのチェックを戻しておきます。

ちょっと面倒ではありますが、ひとつずつシラミつぶしにしていくのが安全で確実な方法です。(自己責任でお願い致します)

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