言い訳の難しさについて


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この記事が気になったので・・

「言い訳するな!」という恫喝の無意味

http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/12/25/210118

仕事で失敗したり遅れたりした時に、「なんでこんなことになっているんだ!」と上司に激しく詰め寄られると、言い訳するまいと沈黙してしまう人が結構いるとのことです。

ここでいう「言い訳」というのが非常に曖昧で、少しでも自己弁護のニュアンスを含んでいようものなら、「言い訳するな!」とさらに上司の逆鱗に触れるという悪循環が発生します。少なからず経験のある方もいるのではないでしょうか。かく言う僕も何度もこのような経験をしてきましたし、目にすることも多々ありました。

担当したタスクを期限通りに間違いなくこなすことができれば何も問題はないのですが、毎回、毎回そんなにうまく事が進むことはありません。当然、タスクに何か問題があれば報告するなり相談するなりしなければならないのですが、難しいのがこのタイミングで、タスクを担当する前に意見を言えば、「何事もチャレンジしなければ成長しない」とか根拠の無い言葉で濁されたりすることも多々あったりするのが現実です。仕方ないのでそのままタスクの達成に向けて進めてみるも、結局うまくいかず、結果的に「どうなっているんだ!」と恫喝される。「説明しろ」と言われて、事のいきさつを説明すると、「言い訳するな!」と言われて悪循環。慣れてくると言われた本人も「想定通りの展開だな・・・」となって結果、沈黙するしかなくなる。

このようなケースで厄介だなと思うのが基本恫喝で詰め寄る方々だと思います。逆らってくることがほぼ予想されない相手に対して、やたら威圧することに何の意味も持たない気がしてなりません。威圧することによって相手を萎縮させて相手から言葉を失わさせる。少しでも反論しようものならもう一方的にいろいろ過去の事を持ち出されたりしてかなりやられます。

こうなるともう上司と部下の関係はかなり歪んだものとなり手が付けられなくなります。おそらく部下も「言い訳」をして自己弁護するばかりではなく自分の失敗は素直に認める気持ちもあるのではないでしょうか。それなのに話もろくに聞かずに恫喝ばかりでは上司は単に恐怖の塊となり、お互いが不信感のみの関係になります。部下も、年中そんなことばかり言われているので、上司の間違いやミスを許せなくなってきます。上司も人間である以上、少々のミスをすることもあります。しかしながらこの状況でそのミスを許容する器は部下にはありません。部下は心の中でこの上司を悪者にし、時に陰口をたたいたりすることもあるでしょう。

もしかしたらその上司も見えないところで、もっと上の上司から同様の扱いを受けているのかもしれません。(結構このケースは多いのではないかと個人的には思っている)まさに負の連鎖です。全く生産性のないこのようなやり取りは会社にとってプラスになる部分はありません。

当然、沈黙する部下ばかりではなく、何かと自己弁護だけうまい人間も存在しますし、自身の権利ばかり主張して周りとの和を考えない人間もいます。上司もそんな輩になめられないように必死になっている部分もあるのかもしれません。そういう時こそやはり上司の器が問われる部分で一喝しなければならないとは思います。

「言い訳」には自己を弁護するだけの封じるべきものと、事実として上司と部下がともに共有して向き合っていくべきものが存在することは確かである。と思います。

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